現在、当博物館では企画展「剥き出しの地球 南極大陸」を開催しています(6月5日まで)。

この企画展では、
南極のセール・ロンダーネ山地地学調査隊にフィールドアシスタントとして参加した
松山市出身の写真家、阿部幹雄氏が撮影した南極の写真と共に
様々な貴重な南極の資料が展示してあります。

今回はその中でも隕石の展示について紹介します。

南極では多くの隕石が発見されています。
これは、南極に多くの隕石が落下してくるのではなく、
南極のとある場所に、落下した隕石が集まる仕組みがあるからです。

なんと、南極で日本は2000年までに16200個の隕石を発見・採集しています!

今回の企画展でも多種多様な隕石を展示しています。
なかでも「火星起源の隕石」と「月起源の隕石」は非常に珍しく、
地球にいながら月や火星のことを知ることができる学術的にも大変貴重な隕石です。

火星起源の隕石

月起源の隕石

この機会に、実物の「火星起源の隕石」と「月起源の隕石」をご覧になってはいかがでしょうか。
(企画普及 岩本)