本日、伊予市の大谷池で、自然観察会「カモの観察」を開催しました。(参加者のみなさん、寒い中お疲れさまでした!) 講座の様子を、このブログでも写真と共にご紹介します。

観察を始める前に、まず少し予習を。この池で見られる鳥の見分け方などを、写真であらかじめ確認します。

そして、まずは比較的人に慣れているカルガモの観察からスタート。水から上がって休んでおり、動かないので、双眼鏡の練習にもちょうど好都合です。 ちなみに、大谷池にはこんな動物も…

ここのネコたち、けっこう人に慣れているようです。

そして、望遠鏡も使って、向こう岸のほうにいるカモたちも観察。

マガモ、オシドリ、オシハジロ、キンクロハジロ… こんなに離れていても、望遠鏡を使えばカモたちの様子がよく見えます。

むこうからは、こっちの人間たちの様子を見てるのかな…?

その後、場所を移動してさらに観察を続けます。池の南側のほうに位置するえひめ森林公園は、無料で泊まる事ができるロッジもあり、自然を満喫できるとてもステキなところです。

道の補修工事が行われていたため、ちょっと険しいう回路を通って、次の観察スポットへ。

より近くから、より多くの種類のカモなどが見えました。

最初の観察スポットの、ちょうど対岸ですね。 見える景色もだいぶ違ってきます。

何気にダイナミックな地層が見えていたり、冬の薄暗い太陽の光が景色の優しい色合いを演出していたりして、寒いながらも自然を満喫できました。

最後に、森林学習展示館にて、観察した鳥について復習したり、観察の際の注意事項などをおさらいしたりしました。 この展示室、ご覧のように、標本をはじめ野鳥に関する情報がほんとうに充実しています。木の枝や木片、木の実などを使った自然工作の作品もたくさん置いてあったり、まさに自然に親しむためのとっておきの施設ですね。

近年は、渡ってくるカモの数が少なくなっており、今シーズンも例外ではないようです。いろいろな種類のカモが見られましたが、多い年は今日よりもはるかに多くの数のカモがやってきていた、とのこと。 自然の中に生きる動物たちの立場になって考え、彼らの邪魔をしないように気をつけながら、これからもいろんな自然の姿を見ていきたいものです。





以上、本日の補助スタッフ、企画普及グループの井上がご報告しました(≡・ェ・≡)