科博について

ごあいさつ

愛媛県総合科学博物館は、県民に科学技術に関する正しい理解を深めるための学習機会を提供して、科学技術に裏付けされた創造的風土の醸成を図るとともに、科学技術の進歩と本県産業の発展に寄与することを目的として、平成6年11月に愛媛県新居浜市にオープンしました。

平成30年3月には来館者数が500万人に達しました。ここ数年、当館は施設整備と組織運営の両面で大規模な改変を立て続けに行い、大きく進化しています。施設整備の面ではプラネタリウムの全面改修(平成22年度)及び常設展示室自然館大規模改修(平成23年度)であり、組織運営の面では旧県立博物館との統合(平成20年度)及び指定管理者制度の導入(平成21年度開始)です。

施設整備では、プラネタリウムを、最新鋭の光学式投影機と全天周デジタル投影システムを組み合わせたハイブリッド方式に改修しました。その臨場感あふれる番組は、宇宙や地球、生命を考える契機にもなっていただけるものと期待しています。また、自然館の大規模改修事業では、開館以来、当館の目玉展示となっていた可動式恐竜模型(恐竜ロボット)を新規更新すると共に、旧県立博物館から移管した資料を加えて自然史部門の展示をリニューアルしました。

指定管理者制度は、学芸部門を原則県が受け持ち、管理運営や教育普及活動部門は指定管理者である伊予鉄総合企画株式会社が受け持つという本県独自の方式です。この制度により、お互いの持ち味をうまくかみ合わせながら連携・協力していくという、新しい博物館の運営に取り組んでいます。

県民の皆様にはこれまで以上に当館をご利用いただき、そして博物館で科学することを楽しんでいただくため、職員一同、一層努力する所存ですので、今後ともご理解とご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

名誉館長紹介

愛媛県総合科学博物館名誉館長 
山中 俊治

〈プロフィール〉

1957年 松山市生まれ
愛光学園 東京大学工学部卒
東京大学大学院 情報学環/生産技術研究所教授
デザインエンジニア

愛媛県出身。大学の研究者とデザイナーとしての顔を持ち、Suica改札機、自動車、携帯電話等のデザインを手掛けるほか、技術者として、ヒューマノイドロボットやアスリートの義足の開発などにも携わっている。

沿 革

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中期運営計画

当博物館では、県民の科学に対する生涯学習ニーズに応え、当館の設置目的を効果的・効率的に達成するため、中期運営計画を策定しております。
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