話題提供

※写真はクリックすると拡大します。

 ●新展示物紹介
イシイアポログレーザー
(果実画像処理自動選別設備)

選果機
選果機
 「愛媛の特産物は?」という問いに、まず「みかん」を思いつく方が多いのではないでしょうか。中でも、温州みかんや伊予柑は全国一の生産量をあげています。収穫されたみかんは、共同選果場に運ばれ、大きさ、色合い、傷があるか無いかで等階級ごとに分けて出荷します。この作業は、昔は人の目と手で行っていましたが、次第に機械が導入されていきました。最新の選果場では複数のCCDカメラで大きさ、色合い、表面に傷があるか無いかを調べ、糖酸度センサーで甘さや酸っぱさを計り、品質にばらつきのないみかんを出荷しています。
 今回、新しく展示された選果機は、大きさや色を分ける仕組みを見ることができます。始動ボタンを押すと、3種類の大きさと色のみかんサンプルを使って、大きさ選別と色選別を選果機械が行います。
 この選果装置は、石井工業株式会社(愛媛県松山市)より寄託していただきました。最新のみかんの選果の様子をご覧ください。

選果の仕組み
選果の仕組み

 ●寄贈資料紹介
航空の歴史を語る「木村コレクション」

 3月17日(日)〜4月14日(日)、館蔵品展『翼大空へ ―航空機と空港を知る―』を開催しました。その中で、航空関係の新聞記事スクラップと本、冊子類を集めた『木村コレクション』の一部を展示しました。
 コレクションの寄贈者は、兵庫県西宮市在住の木村日出雄さんです。木村さんは愛媛県出身で、現在67歳です。子供の頃から飛行機好きで、日本航空に勤め、海外にも多く勤務されました。日本航空を退職された後も、新聞記事のスクラップを続け、昨年3月に当博物館にコレクションを寄贈されました。
 コレクションの数は、新聞記事のスクラップブックと本、冊子類を合わせて292点です。スクラップブックは143冊あり、ハイジャック、事故、一般に分類されていて、それぞれ15、39、89冊となっています。寄贈していただいたスクラップブックの作成時期は、昭和38年から平成13年までですが、現在もスクラップを続けられているそうです。本、冊子類は149冊あり、一般には手に入らない日本航空社内報、日本航空OB会会報や運輸審議会半年報も含まれています。
木村コレクション
木村コレクション
 新聞記事が収集された昭和38年から平成13年は、航空にとってどのような時代だったのでしょうか。唯一の国産中型旅客機YS‐11の就航した昭和40年、3連続事故や松山沖墜落事故など航空事故が多発した昭和41年、ハイジャックよど号事件が発生した昭和45年、成田空港が開港した昭和53年、単独の航空機事故としては史上最悪の犠牲者数となったJAL123便墜落事故が発生した昭和60年、関西国際空港が開港した平成6年など多くの航空重大事件が含まれています。
 飛行機は、昭和40年頃は高価な交通手段で、利用しにくいものでしたが、現在では遠くへ移動する時はよく利用されるようになりました。このコレクションでは、その変化を読み取ることができます。



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