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博物館の裏山の材料
で巨大クリスマスリース作り★大作戦!

学芸員主任学芸員 進 悦子
 博物館の裏は、山に囲まれており、春になると美しい桜の花、おいしい山菜、秋にはかわいいドングリや真っ赤な紅葉で、私たちを楽しませてくれます。裏山には葛や藤も茂っており、杉の木もあります。下を見ると松ぼっくりもたくさん落ちています。これらを使って、学芸員で大きなクリスマスリースを作りました。


12月6日
 この日は、天気は良いものの空気がとても冷たい。
まずはリースの土台になるツタを取りにいきました。裏山の斜面に葛のツタがたくさん伸びています。リースに使える太さのものを選り分けながら引っぱりだします。「えいっ!」これがなかなかの重労働です。藤本学芸員、川又学芸員があちこちに太い絡まったツタを取り出すのに奮闘中です。


藤本学芸員

川又学芸員

 この日の収穫はこのとおり。このツタを輪にしていきます。大丈夫かな?この時点ではまだまだツタ
が不足です。




12月11日
 川又学芸員が先に山に入って立派な藤のツタをとってきました。更にツタを巻いていき、このように大きな土台が出来上がりました!
飾り用に、藤本学芸員と進学芸員が、裏山から杉の葉と赤い実を取りにいきました。どんなクリスマスリースができるのか楽しみですね。


土台の完成!

飾り用の赤い実を収穫中

 土台になるツタの輪を科学工作室に運び込みました。
杉の葉を整えながら輪に差し込んでいきます。時々、かくれていた蜘蛛や虫が出てきて驚きました。
段々、緑の大きなリースになっていきますよ。



12月12日
 赤い実を差し込んでいきます。
緑と赤のコントラストが、クリスマスのムードをかもし出します。レイアウトできたら、木工ボンドを注入していきます。その後、表面にボンドを刷毛で塗りつけていきます。約750mlのボンドを使用しました。白い色が透明になって乾くまで、このまま置いておきます。




12月13日
 山からとってきた松ぼっくりに金色と銀色のラッカーで色をつけます。
金色銀色の松ぼっくりをホットボンドで取り付けていきます。リースが大きいの
で、3個程まとめて取り付けて存在感を出します。


松ぼっくりに色をつけます

飾りもビックサイズ!

赤や青のボールと、赤と金のリボンを飾ってとうとう完成。直径約1.3mの巨大クリスマスリースです。大きいっ!




12月14日
 博物館のエントランスに運び込み、いよいよ取付けです。玄関の上から3ケ所、針金をとおして慎重にリースを吊り下げます。重みで輪の形がゆがまないように、下から机で抑えます。


そっと慎重に・・・

4人で支えます

 全体の形を整えて設置完了!苦労しましたが、なかなかのできばえです。
学芸員のみなさん、どうもお疲れ様でした。




 裏山の自然の恵みによって立派なクリスマスリースが完成しました。ただ今、博物館の玄関で、来館する方々を出迎えております。
みなさんもぜひ、私たちの力作を見に来てくださいね。



現在の様子「お正月バージョン」
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