早いもので、巡回展開催まであと2週間となりました。 今回は、関連イベントについて紹介したいと思います。

「捜査展日記2」でも少しご紹介しましたが、6月12日(日)に、愛媛県警察本部にご協力いただき、様々な関連イベントを実施します。

・鑑識業務体験「自分の指紋を検出しよう!」

犯罪捜査における「鑑識」とは、犯人が現場に残したものや犯罪に使われたものを科学的に調べて、犯人の発見や犯罪を証明する捜査機関の活動のことです。テレビドラマでもおなじみですね!

今回は、愛媛県県警察本部 鑑識課の方にお越しいただき、鑑識装備や資器材を展示するほか、磁性粉末を使って実際に自分の指紋を採取することができます。

・鑑識業務体験「警察犬訓練のデモンストレーション」

非常に優れた嗅覚をもつ警察犬は、鑑識課が管理する生きた科学捜査ツールです。
犬の嗅覚は、なんと人の100万~1億倍とも言われています。犯人の足取りの捜索をはじめ、死体や爆発物の発見にも役立ちます。
今回は、同じく鑑識課のご協力のもと、屋外駐車場で警察犬の服従・臭気選別訓練のデモンストレーションを行います。ただし、雨天の場合は中止となりますので、ご了承ください。

・交通安全ふれ愛フェア「白バイ&パトカーに乗ってみよう!」

憧れの白バイ&パトカーに乗って、記念撮影ができます。もちろん、運転はできませんよ。
“交通安全教育車”では、運転操作検査や自転車シミュレータなど、いろいろな体験ができます。

こちらは、愛媛県警察本部 交通企画課、交通機動隊にご協力いただいています。

・警察音楽隊「かはくふれ愛コンサート」

今回初のイベントとして、警察音楽隊によるふれ愛コンサートも開催します。会場は多目的ホール(定員300名)です。警察音楽隊の素敵な演奏を通して、交通安全等についての理解を深めていただければと思います。

6月12日(日)はイベント目白押しですね!これらは、すべて参加無料で事前申し込みも必要ありません。ぜひお誘いあわせの上、ご来館ください。

最後にもう一つ、関連イベントをご紹介します。

・「ドローンを飛ばそう!〜初めてのドローン体験〜」

「空の産業革命」ともいわれ、様々な分野で活躍しているドローン。

最近では、交通事故現場の見取り図作成や災害時の現場空撮等に使われることもあるそうです。

ドローンは様々な可能性を秘めている反面、使い方を誤ると事故や事件を引き起こしかねません。各地で墜落事故が相次ぎ、早急な法整備の必要性が求められるなど社会問題にもなっています。

今回は、玩具用のドローンを実際に飛ばしながら、正しい使い方を学ぶとともに、急速に広がるドローンの活用方法や可能性についても紹介します。

開催日は、4/29(金)~5/1(日)、5/28(土)・29日(日)、6/18(土)・19(日)の7日間。

各日先着60組程度。当日朝9時から先着順で受付を行います(整理券を配布します)。

体験時間は約15分間です。ちょっと短い気もしますが、それ以上は電池が持ちません…。小1時間くらい操縦して、ようやく慣れてきたかな?という程度なので、15分という短い時間ではうまく飛ばせないかもしれません。ただ、実際に操縦してみると、その難しさがわかると思います。

屋外で飛ばすと危険なので、多目的ホールのステージ上で行います。参加費は、1回200円です。

実際に自分の手で飛ばしてみて、操縦の楽しさや難しさ、ドローンの可能性や危険性などを体感してください。

また、「ドローンとは何か?」「ドローンの活用法」「ドローンと社会問題」などの解説パネルも展示し、航空法や電波法、プライバシー問題など、ドローンで遊ぶ際に注意しなければならないことも紹介します。

ドローンに対する正しい知識や使い方を学ぶとともに、その将来性や社会問題について少しでも考えるきっかけになればと思います。

(企画普及グループ 秋山)