学芸員体験
科学博物館のお仕事~2日目~

2012年1月8日(日)に、四国理系女子会 Science Girlsの第2弾、科学博物館のお仕事 学芸員体験の2日目を実施しました。
(学芸員体験1日目の様子はこちら

学芸員体験は、
A 自然コース
B 科学工作コース
C 科学実験コース
D 産業コース
E プラネタリウムコース
5つのコースに分かれて、理系のお仕事、学芸員体験を行っています。

この日はA 自然コースとD 産業コースの体験2日目でした。

●A 自然コース 「アンモナイトチョコを作ろう♪」
1日目に作ったアンモナイトの型を使って、お菓子を製作しました。

きれいに型がとれているかな~?ドキドキ。

待ち時間には山根学芸員から化石のお話や、山根さん自身が学芸員になるまでのお話を聞きました。

アンモナイトチョコ、アンモナイトクッキー、三葉虫クッキーなどの出来上がりです♪

〈参加者の感想〉
「とても楽しく化石のことについて少しでも理解を深めることができました。自分の作った型を持って帰るので、家でも作ってみたいです。」
「アンモナイトとかの歴史とかクイズとかおもしろく分かってよかったです。こういう機会があったらまた来たいと思いました。」
「新しい友達もできて、いい勉強にもなりました。楽しくできたので良かったです。たくさんの人と交流できました。」

化石に関することから理系分野の楽しさ、学芸員の仕事や自分の将来、同じ境遇の友達、おいしいクッキーやチョコ♪…など参加者のみなさんにとって、色々なものが得られる楽しい体験であったことを嬉しく思います。

D 産業コース 「のぞいてみよう♪学芸員の裏のお仕事」
産業コースは1日目に引き続き、古い日誌の解読に挑戦です。
それぞれ解読してきた文章(宿題!)を持ちあい、一緒に読み解いていきます。

資料と向き合って、じっくり取り組む 学芸員の研究体験です。

曽我部右吉の日誌を手掛かりに、産業史を探っていきます。
午後からは研究室で、わかったことをまとめ、展示パネルを製作しました。

「なぜ参加しようと思った?」「理系に進みたい?」 ↑写真↑は読売新聞社の取材を受けているところです。

慣れないパソコン作業もみんなでがんばって、パネルを仕上げました。

展示室に設置して、完成!お客さんの反応も見てみたくなります。

〈参加者の感想〉
「文系の力も必要とする仕事だったので大変だったけど、やりがいを感じられました。」
「最初はずっと緊張していたが後の方になると仲良くなることができたのですごく楽しくすることができました。」
「学芸員の仕事はとても楽しそうだけど、大変そうでした。でもたくさん勉強してなってみたいなと思いました。」

研究の大変さをみんなで体験し、充実感と結束力?で、最後にはとっても楽しそうだった産業コース。
『普段は見られない学芸員の裏のお仕事』の大変さの中に、やりがいや楽しさも見つけてくれたようです。それぞれのお仕事は「理系」「文系」と2つに分けられるものじゃなく、色々な考え方、力が必要なようです。

四国理系女子会 Science Girls「学芸員体験」の女子中高生のがんばりは、↓こちら↓でお披露目されます。
暖かい応援をよろしくお願いいたします!

◆館内での成果発表のスケジュール◆
A 自然コース 「アンモナイトチョコを作ろう♪」
2012年2月12日(日) 13:30~15:30
理系女子交流会 「理系の先輩と語ろう」サイエンスカフェ内にて、アンモナイトクッキー披露♪
※参加は申込が必要。申込はこちら

C 科学実験コース 「あなたも実験名人♪チャレンジおもしろサイエンスショー」
2012年1月29日(日) 13:00~13:20/15:00~15:20
常設展示室 3階 科学技術館 実験ショーコーナーにて
※常設展示観覧券が必要

D 産業コース 「のぞいてみよう♪学芸員の裏のお仕事」
2012年1月8日(日)以降~
常設展示室 3階 科学技術館入口付近に展示パネル設置
※常設展示観覧券が必要

E プラネタリウムコース 「チャレンジ♪星空案内人」
2012年1月29日(日)12:00~グループ1ライブ投影+ユニバース
14:00~グループ2ライブ投影+銀河鉄道の夜
2012年2月12日(日)12:00~グループ3ライブ投影+ユニバース
※プラネタリウム観覧券が必要

(企画普及グループ 光澤)
四国理系女子会 Science Girls とは…

『女子は理系が苦手…?』
『理科は好きだけど…私が理系に進学して、
どんな人生になるのか、想像がつかない』
進路や夢に迷う、女子中高生の皆さんに理系分野の楽しさを知ってもらうために実施する事業です。
この事業は独立行政法人 科学技術振興機構(JST)の平成23年度 「女子中高生の理系進路選択支援事業 」として採択されました。