8月6日(土)に行われた友の会科学クラブの8月例会の様子をレポートします。

10:00~12:30と13:30~16:00の計2回(定員20名/回)開催され、活気のある例会となりました。

実施風景

今回のテーマは、「環境」です。まず、ペットボトルなどのプラスチックごみの処理や資源としてリサイクルされている現状について学びました。

次は、プロペラ船の製作です。

その前に、プロペラ船について少し詳しくお話しすると、プロペラ船は、水深が浅く、水生植物が生い茂るなど、水中でスクリューが使えない条件下で性能を発揮します。日本では、和歌山県の熊野川でのプロペラ船が有名で、ウォータージェット船ができるまで、じっさいに運行していました。この講座では、簡単な実験や工作でプロペラ船を作り、どのような走行をするのかを知ることも目的の一つです。

まず、動力部の製作です。

ハンダづけを行っています。やけどしないように細心の注意が必要です。

 

ハンダづけは慣れれば難しくありません。

 

動力部の完成です。

つづいて、本船の製作です。

プロペラ船の完成。

船尾にある串とプラスチック板で作った舵によって、直進させることができます。

進水させて微調整を行います。

 

みんな一列に並んで競争です。

風や波の影響を受けずに、どのプロペラ船が速くゴールできるでしょうか。

水面を走行するプロペラ船。

友の会科学クラブ員のみなさま、暑い中お疲れさまでした。この後も時間がある方は科学工作室に残って、船体の空気抵抗を小さくしたり、舵を改良したりして熱心に工作しました。

以上でレポートは終わりです。