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産業講座 水引でオリジナル金封をつくろう
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撮影日:2005年1月31日
場所:愛媛県総合科学博物館 研修室
講師:井川 直正(えひめ伝統工芸師)、星川 冨貴子
   安永 由浩(総合科学博物館 学芸課 産業研究科 学芸員)
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講座メモ
 愛媛県伝統的特産品の水引・水引細工ついて勉強し、オリジナル金封づくりをしました。


●使用する道具
道具 ・のり
・はさみ
・ボンド
その他に針金、セロテープ

道具2 ・水引、熨斗(のし)、袋などの材料セット

●愛媛県での水引の歴史
水引原紙  髪を結うための元結が、贈り物の帯などに使われて現在の水引になったといわれています。 愛媛県では江戸時代ころから宇摩地方(四国中央市)で、元結を製造していました。明治時代、元結の需要が減ったうえ他の産地に押され、元結製造は衰退していきました。大正時代、元結に代わり水引がつくられはじめ、日本有数の生産地となりました。戦後には水引を加工し結納用品や工芸品等をつくるようになりました。また、昭和55年に愛媛県伝統的特産品に指定されています。

伊予水引金封協同組合提供1   伊予水引金封協同組合提供2
▲伊予水引金封協同組合提供写真

●水引ができるまで
水引原紙  紙を2センチ幅のテープ状に切り、よりをかけて紙ひもにします。できた紙ひもには糊塗り、染色をして水引にします。昔の染色作業では、紙ひもを長さ30メートルほどの帯状に張り、ハケや漕ぎ棒を使い紅白・黒白・黄白に染め上げました。現在、製造のすべての工程が機械化されています。
▲原紙 色を付ける前のもの

水引色つき
▲色が付けられたもの
 

●基礎結び<淡路(あわじ)結び>をつくってみよう
教室風景  水引細工をつくるときの基本的な結び方の1つである淡路結びを体験しました。
●「基礎結び<淡路(あわじ)結び>」の結び方はこちら


●熨斗袋(のしぶくろ)をつくろう!作業1
袋づくり  淡路結びが出来たら、次は袋をつくります。まず、金紙をのり、またはボンドで袋になる紙の角に、5ミリ程度見えるように貼り付けます。

●作業2
千代紙貼り  今度は金紙を付けた方と反対側の角に千代紙を貼り付け、折り目に沿って折り畳んでいきます。

●作業4
熨斗貼り  紙を袋状に折ることができたら熨斗(のし)を表の右上に貼り付けます。

●作業5
結ぶ  つくっておいた”淡路結び”を袋に結びつけ、余った部分をはさみで切り取ります。

●完成
淡路結び完成  これでできあがりです。(淡路結びをつくる段階で、帯の部分の金色が必ず右側にくるように結んでおきます。)

●箸入れをつくろう!
箸入れ完成  金封をつくったときと同じ要領で箸入れもつくりました。

●金封をつくろう!
金封  豪華な水引細工のついた金封をつくりました。(亀結び)

●水引でこんなことも
作品1  いろんな結び方を使うとこんな芸術的な作品になります。

●水引でこんなことも2
作品2  孔雀(くじゃく)です。細かい結びが集まってつくり上げられています。


●水引でこんなことも3
作品2  講師の先生の携帯電話には水引でできたカバーがつけられていました。いろいろな結び方を応用すると様々な形の物がつくれることがわかりました。

[制作著作] 愛媛県総合科学博物館
〒792−0060 愛媛県新居浜市大生院2133−2
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