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インターネットサイエンスショウの
撮影現場をのぞいてみよう!

振興課 企画普及係 主任学芸員 安永 由浩
 ホームページだけの特別企画「インターネットサイエンスショウ」を見たことありますか。科学担当の進学芸員と藤本学芸員のコンビが毎回科学を楽しく紹介してくれるコーナーです。今回は、撮影現場の裏側をレポートしましょう。


科学担当の進学芸員(左)と藤本学芸員(右)


 インターネットサイエンスショウは、シナリオを元に撮影しています。今回のタイトルは「音は振動!ぶるぶるふるえる!振動のサイエンス」。音の仕組みをいろいろな実験で明らかにします。さあ、どのように音のひみつを紹介してくれるのでしょうか。

 まずは、エントランスを入ってすぐにあるレストランにて撮影です。ちなみに、エプロン姿で机を拭いているのは私です。なかなか様になっているかと。
 ここでは、レストランの窓からみえる藤本学芸員を発見するというシーンを撮影しました。撮影当日は、手が凍るような寒い天気。レストランから池を望むというシーンのため、藤本学芸員には、ひとり寒空の中、がんばってもらいました。


レストラン「クローネ」にて

レストランよりプラネタリウム池を望む

 レストランでのシーンも無事終わり、今度はプラネタリウム池のほとりに移動します。寒いのにどうして池の側で?と思うでしょう。今回の番組では、池から上がる噴水がポイントなのです。というわけで、噴水の上がる時間に合わせて、撮影は進みます。

 「カーット!もう一度お願いしまーす。」

 カメラを回していたスタッフから、何やら笑いながらも厳しい声がかかりました。どうやらあまりの寒さに進学芸員も藤本学芸員も体が縮まっている模様。寒そうに見えないように、との厳しい(?)ご指摘を受けています。演じるって大変!


寒くて震えがとまりません

噴水の時間に合わせ撮影は進みます
撮影の合間も練習です。



 外での撮影が終わると、科学実験室に移動します。博物館の中には、展示室だけでなく実験室や工作室もあります。友の会博物館講座で教室を利用することもあります。

 何やら真剣な表情の学芸員の二人。シナリオの確認と撮影の順序を相談しているようです。声紋(せいもん)ができる様子をどうすればうまく見せられるか話し合っています。

 「あーーーーっ」という大きな叫び声が、突然部屋中に響きだしました。本番でうまく声紋ができるように練習を重ねます。あまりの大声に、近くにいた他の学芸員さんが実験室をのぞきに来たことも。


シナリオをみて台詞を確認中

本番でうまく出来ますように!

声紋の見せ方を相談中




 撮影も終盤にさしかかり、この日のために用意された手づくりの楽器「ストリングラフィー」の登場です。撮影のために何日も前から練習してきたそうです。

 いよいよ本番スタート。
 順調に撮影は進み、さあ楽器演奏のシーンがやってきました!どんな音がするのだろう。私も初めて目にする楽器なのでどきどき緊張します。


うまく演奏できますように!

楽器の最終チェックです

台詞と演奏を同時にするって難しい!

 ようやく、半日がかりの撮影も無事終了!寒い中、お疲れ様でした。
 この日撮影されたインターネットサイエンスショウは現在公開中です。ぜひご覧ください。

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