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環境がわかる実験と工作

【水道水ときれいな水】
 塩素は、水道水の消毒に使われています。雑菌の繁殖を抑え、私たちを守ってくれています。水道水1リットル中には、0.1mg以上(0.1ppm以上)の塩素が入っているように法律(水道法)で定められています。


◇水道水に含まれる塩素を調べる
〈調べ方〉
  1. プラカップ2個に、水道水と市販の飲料水をそれぞれ、1cm程度入れます。
  2. 試薬(ラピッドDPD試薬)をスプーン一杯入れ、様子をみます。
  3. 着色表と比較します。
  4. 水道水で0.1ppm以上、飲料水で0.1ppm以下であることを確認します。

(写真は、水の残留塩素濃度)



◇汚れた水をきれいにする  
 絵の具を溶かした色水に塩化アルミニウムを薬さじ一杯入れ、よくかき混ぜて、しばらく、置いておきます。汚れの元が沈んでいきます。この方法は、実際に、水道水を作っている浄水場で行われています。(写真は、汚れた水(色水)と塩化アルミニウム)


◇飲めない水を瞬間に飲めるようにする  
 専用チューブに水を入れ、フィルターを通してみましょう。この携帯用浄水器(スーパーデリオス-F)は、登山時や災害時に、川や池の水を、瞬時に、安全な飲料水に変えてくれます(海水を真水に変えることや化学物質の除去はできません)。(写真は、携帯用浄水器)

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