皆様、あけましておめでとうございます。

博物館は今年も1月2日より開館し、『新春初科学2013』と銘打って様々なイベントを開催しました。
エントランスでは、昨年に引きつづき「化石を発掘しよう-木の葉化石編-」を開催しました。

会場の様子 今年も多くの人が参加されました。体験できなかった方、申し訳ございませんでした。

化石の原石からはたくさんの木の葉の化石が発掘されたようです!!


化石を発掘したあとのかけらは自由にお持ち帰り頂きました。残り物には福がある?!

この化石原石は、
栃木県那須塩原市に昔あった湖に堆積したものです。
よく見ると、白色の層と茶色の層の縞模様がみえますが、
この2層がペアで1年間に堆積したものです。

昔は山の中にあった湖なので、植物の化石だけでなく、
湖の周辺に住んでいた、昆虫や魚などの化石も産出します。
通常、水の中に堆積した木の葉はすぐ分解されるので、
なかなか化石として残りにくいものです。
このように大量にそして綺麗に化石として産出するのは、
全国的にみてもめずらしいとおもいますよ。(企画 岩本)