■ヰセキ式籾摺(もみすり)機 1936年に作られた、もみがらを取り除く機械です。回転速度の異なる2個のゴムロールの間にもみを流し込み、ロールの回転差でもみをするため、米がいたみません。
■回転式三角乾燥機(模型展示) 1907年に、篠原朔太郎が発明した、紙を乾かす機械です。三角柱の面にすいた紙をはりつけ、中に蒸気を送り込んで加熱して紙を乾かします。
■可変ピッチプロペラ(模型展示) プロペラの翼の傾き(ピッチ)を自由に変えることができるスクリューです。そのため、エンジンの回転数を変えずに、操舵室からの操作で、船のスピードを変えたり、前進や後進の切り替えができます。愛媛県では、昭和30年代から普及していきました。
展示している模型は、ボタンの操作でピッチが変わる仕組みになっています。
■ダイナマイト発破状況再現 1882年、別子銅山では、日本の鉱山としてははじめてダイナマイトが本格的に使用されました。ダイナマイトは、岩盤にちりばめるように埋め込み、1本ずつ、タイミングをずらしながら導火線に火をつけて爆発させました。
■伊予鉄道1号機関車(複製) 日本最初の軽便鉄道(レールの間が762mmの鉄道)として松山に登場した蒸気機関車です。1888年にドイツから輸入され、60年もの間、松山平野を走り続けました。客車は開業当時のもので、1両の定員は12名です。展示の車両には、自由に乗り降りできます。
夏目漱石の小説「坊っちゃん」に登場し、坊っちゃん列車を呼ばれて親しまれています。さらに、1967年には鉄道記念物に指定されました。
■鉄道模型 大正3年に宇和島・近永間に開通した宇和島鉄道から平成14年に運転を開始した伊予鉄道市内電車の超低床車両「2100形」まで、29編成の鉄道模型を展示しました。 大洲−内子・長浜間を営業していた愛媛鉄道など現在見ることができない車両も模型で見ることができます。
■腕木式信号機 国鉄(現在のJR)でかつて多く使用されていた信号機です。支柱の左にある赤と白の細長い板が真横に向いている写真の状態は「止まれ」、斜め45度下を向くと「進め」です。夜は支柱の右側にある電灯の色で状態を表示しますが、赤のとき「止まれ」緑のとき「進め」を意味します。愛媛県では平成元年頃に姿を消しました。
■通票閉塞器 かつて、単線の駅にありました。一つの区間に二つ以上の列車が入らないようにするための機械です。この閉塞器からタブレットと呼ばれる金属の円盤を取り出します。タブレットを持っている列車だけがその区間を走ることができました。
■多々羅大橋塔架設時風洞試験模型(1/70) 多々羅大橋は、平成11年5月1日に開通した、主塔間の距離が世界最大の斜張橋です。橋を設計するとき、風の影響を考慮し、橋の模型に風を当て、その安全性を調べる風洞試験を行いました。この模型は、風の影響を最も受けやすい、塔を建設している途中の状態を調べたものです。
■タオル自動織機とジャガード機 タオル自動織機は、タオルを織るときに、よこ糸がなくなっても、運転を止めずに、自動的によこ糸を補給する機械です。製造能率が非常によくなりました。
ジャガード機は、タオル織機の上に取り付けて、タオルに模様を織り込む装置です。この複雑で美しい模様が今治タオルの特徴です。
展示してある機械は、どちらも昭和30年代に製造されました。
■化学繊維製品
高強力アラミド繊維は、鉄の8倍の強度をもち、耐疲労性に優れた繊維です。また、耐熱性(分解開始温度:500度)や耐薬品性も備えているため、ベルト・ホース等のゴム資材補強に多く使用されています。
構造発色繊維は、染色することなく、その構造によって光を干渉させ発色する画期的な繊維です。
■菊間地下石油備蓄基地ジオラマ 大切な石油を、より安く安全に蓄えておくため、1982年から、今治市菊間町で、石油を地下の岩盤の中に貯める実証試験をはじめました。1994年には本格的な備蓄基地が完成しました。
■ベローズ製品 ベローズはじゃばら状の筒で、1930年ころから配管用の部品として使用されはじめました。現在では、リニアモーターカーや、医療機器、スペースシャトルのような最先端の分野で活躍しています。
ベローズは、のばしたり縮めたりしても壊れない特徴があります。展示しているベローズ伸縮装置で試してみてください。
「基幹産業のゾーン」では、農林水産、製紙、造船、鉱業、交通運輸、繊維、石油・化学・電力、機械・金属の各分野別に展示を行っています。各コーナーでは映像展示も行っております。
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